理事長ご挨拶

 

理事長 関根愛子 

 

 平成30年の年頭に当たり、皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

  平成21年7月に日本公認会計士協会が中心となり、関係各界の協力を得て、広く会計及び監査に関心のある方々に対する会計教育研修を実施するために当法人が設立されてから8年半を経過しました。その間 、当法人を取り巻く環境は大きく変化していること等を踏まえ、当法人の組織運営全般にわたって再点検すべき時期に来ていると認識し、昨年7月に組織運営の在り方検討プロジェクトチームを立ち上げました。そこでは、監査のみならず会計全般にかかわる教育を担う機構との認識を共有し、財政的に自立した組織を目指して、ガバナンスを含む運営体制の見直しの検討が進められております。本年2月には、このプロジェクトチームの提言が取りまとめられ、その提言を踏まえて、将来を見据えた改革を実施する予定です。

 

 同時に、現在、当法人が行っている3つの事業、①公認会計士試験合格者を対象とし、我が国唯一の実務補習機関として金融庁の認可を受けての実務補習所の運営、②公認会計士を対象とした継続的専門研修を日本公認会計士協会と共同での開催、③独自の事業としての会計実務に携わる者を対象とした会計実務家研修についても、以下のとおり取り組みを進めております。

 

 まず、①の実務補習機関の運営については、適切な資質・力量を備えた公認会計士を育成する観点から、職業専門家としての倫理観の醸成やアウトプット重視型カリキュラムの充実など実務補習のカリキュラムや教材の見直し、運営方法の改善・効率化に取り組んでまいります。また、平成28年に国税審議会より税理士試験合格者が有する学識と同程度のものを習得することができる研修として指定を受け、平成29年に入所した実務補習生から新たな要件が適用されることから、適切な実施に取り組んでまいります。

 

 ②の継続的専門研修については、日本公認会計士協会が企画を行い、当法人が運営業務を担っておりますが、組織内会計士協議会の研修など、日本公認会計士協会と共催する継続的専門研修の範囲が拡大する中、両者の連携を更に進めてまいります。

 

 ③の会計実務家研修については、受講者のニーズを踏まえて、企業活動における重要なテーマを取り上げて多面的な視点から解説を行うワンストップセミナー、旬な話題をテーマとして取り上げて解説を行う最新トピックセミナーとともに、会計、税務、コーポレート・ガバナンスに関する体系的な教育プログラムの充実に取り組んでまいります。また、会場でのライブ配信や録画配信の提供に加え、さらに参加者の利便性の向上を図る施策を検討中です。

 

  関係者の協力のもと、我が国の会計人材の育成、会計リテラシーの向上に積極的に努めてまいります。今後とも、当法人へのご理解、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

以 上


平成30年1月
一般財団法人 会計教育研修機構
理事長  関根 愛子

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