理事長ご挨拶

 

理事長 関根愛子 

 

 2019年の年頭に当たり、皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


 当法人は、日本公認会計士協会が中心となり、関係各界の協力を得て設立され、今年7月6日に10周年を迎えます。このような中、当法人の組織構造や業務運営全般にわたって再点検すべき時期に来ているという認識に基づき、「組織運営の在り方検討プロジェクト・チーム」の検討結果を踏まえて昨年3月に大幅な定款改正を行いました。具体的には、広く会計、監査及び税務に関心を有する者のニーズを踏まえた教育研修プログラムを提供し、我が国の会計人材の育成、会計リテラシーの向上に貢献する組織であることを明確に打ち出しました。また、経済界の理事数の増加などの理事会構成メンバーの見直し、運営委員会を理事長の業務執行を補佐する機関とすることや実務補習協議会を実務補習に関する業務執行を行うものとするなど、ガバナンス改革も行いました。このような定款改正を踏まえて、組織のレーゾン・デートルを再認識し、様々な施策を実施することにより認知度を高め、業容面、財政面で自立した組織を目指してまいります。


 同時に、現在、当法人が行っております3つの事業、①役員や会計実務に携わる者を対象とした役員・会計実務家研修、②公認会計士試験合格者に対して公認会計士となるのに必要な技能を修習させる機関として金融庁の認定を受けての実務補習所の運営、③日本公認会計士協会と共同での公認会計士を対象とした継続的専門研修について、以下のとおり取り組んでまいります。


 まず、①の役員・会計実務家研修については、受講者のニーズを踏まえ、会計、税、コーポレート・ガバナンスに関する体系的な教育プログラム、旬な話題を取り上げて解説を行う最新トピックセミナー、企業活動における重要なテーマを取り上げて多面的な解説を行うワンストップ・セミナーに加え、昨年より新たに開講しました「役員・経営幹部向けセミナー」や「税理士対象セミナー」のプログラム内容の更なる充実に取り組んでまいります。また、各地域の会員のニーズを踏まえ、オンデマンドで配信するeラーニングの試験導入も計画しております。


 ②の実務補習所の運営については、適切な資質・力量を備えた公認会計士を育成する観点から、日本公認会計士協会と連携し、職業専門家としての倫理観の醸成やアウトプット重視型カリキュラムの充実などのカリキュラムや教材の見直しを行うとともに、運営の効率化にも取り組んでまいります。また、長期間在籍している実務補習生への対応にも適切に取り組んでまいります。


 ③の継続的専門研修については、日本公認会計士協会が企画を行い、当法人が運営業務を担っておりますが、配信システムや配布資料の見直しなど、運営コストの削減に向けた取組みを継続してまいります。

 

 以上のように、当法人では、関係者の協力のもと、我が国の会計人材の育成、会計リテラシーの向上に貢献すべく、積極的に取り組んでまいります。今後とも、当法人へのご理解、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

以 上


2019年1月
一般財団法人 会計教育研修機構
理事長  関根 愛子

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